値上がり分析(キャピタルゲイン)

利回り=毎年の家賃収入に対して、値上がり=売ったときに一度だけ手に入る利益です。ドバイは値動きの大きい市場なので、 長期のリターンはむしろこちらで決まります。ここではDLD公式の住宅価格指数を使って、「その年に買っていたら、いま何%になっているか」を購入年ごとに示します。

買った年別の成績(DLD住宅価格指数)

縦に並んでいるのが購入した年です。ドバイ不動産の議論は「いま高いか安いか」に偏りがちですが、 実際の投資成果は入った年でほぼ決まります。最も高値だった2015〜2017年に買った場合でも年率で何%だったのかを確認してください。

アパート vs ヴィラ:どちらが伸びたか

2012年=1.000。同じ「ドバイ不動産」でも、伸び方も落ち方も別物です。

上昇と下落のサイクル

月次指数から切り出した局面。ドバイは平均して数年おきに方向が変わります。

値上がり余地はどこにあるか(賃料が先に動く)

価格より先に賃料が動くのが不動産の常です。横軸がDLD実契約の賃料の伸び(2021年比)、縦軸が価格の前年比右下=賃料は伸びたのに価格がまだ追いついていないエリアで、値上がり余地が相対的に大きいと読めます。

賃料はEjari登録契約の㎡単価の中央値、価格の前年比は本サイトのエリア別データです。賃料と価格は集計の母集団も更新頻度も違うため、順位の目安として使ってください。単独で購入判断の根拠にはできません。

保有シミュレーション:売ったらいくら残るか

値上がりは売って初めて手に入ります。購入時の諸費用と売却時の費用を引いた「本当に残る金額」を試算します。

購入時費用=DLD登録料4%+仲介2%+登記事務手数料の概算、売却時費用=仲介2%+NOC等の概算で計算しています。住宅ローンは考慮していません(ローン試算で別途確認できます)。ドバイでは個人の不動産譲渡益に課税されませんが、日本の居住者は日本で譲渡所得として課税されます投資ガイド)。

値上がりを狙うときの原則

あわせて確認する

値上がりは供給出口の流動性で決まります。同じ時期に大量供給が来るエリアは、完成時に売り手が殺到して値が伸びません。
⚠️ 2026〜28年の供給パイプラインを確認する → 📉 価格指数の月次・四半期の動きを見る → 💰 毎年の手取り(実質利回り)を見る → 🧮 物件単位でキャッシュフローまで試算する →